3階の「偉大な巨匠たち」に進む途中で、ぜひ視線を上に向けてみてください。そこにさがっているものに気がつかれましたか?

そうです、これはパイプオルガンです。このオルガンは聖シュテファン大聖堂にあった「カウフマン製オルガン」1960-1991) で、ハウスデアムジークに置かれています。

1945年4月12日に寺院の火災によって教会オルガンも完全に崩壊しました。

第二次世界大戦の最後の日に、略奪者がウィーンのダウンタウンで火事を起こし、それが聖シュテファン大聖堂に波及しました。聖シュテファン大聖堂が儀式的に再開されたのは1952年4月23日でした。

1960年に新しいオルガンとして、のちに1991年まで使用された「カウフマン製オルガン」が設置されました。 2017年にこの巨大オルガンの撤去と修復が始まりました。2020年10月4日年より新しい「西窓オルガン」として奏でられています。